ピアスの穴あけは医療行為です
ピアスの穴を開けるのは、実は医療行為にあたります。ピアスの穴あけには出血のリスクが伴い、医療機関ではない所で開けた場合、感染症にかかる可能性があります。
また、出血が止まらない、傷口が大きくなるなどの問題が起こっても、その場で正しい処置が受けられないため、炎症や化膿などに繋がることもあります。
当院のピアッシング(ピアス穴あけ)
当院は、リスクが最も少ない医療用ピアスを使用して、ファーストピアスの穴開けを行います。
医療用ファーストピアスとピアッサーは当院で準備しています。
※18歳未満の方は保護者とご一緒にご来院ください。
※当院のピアスの穴開けは、15歳以上の方が対象です。15歳未満の方の場合、当院ではピアスの穴開けは承っておりません。ご理解の程よろしくお願いいたします。
ピアッシングの流れ
当院のピアッシング施術は専用のピアッサーを使用します。
痛みが心配な方は、カウンセリング時にお気軽にご相談ください。
1マーキング
患者様自身で穴を開けたい部位にマーキングして頂きます。
2ピアッシング
はじめに消毒を実施します。ピアッサーに医療用ピアスを装着し、マーキング部分にめがけて引き金を引いてご希望の部位にピアッシングを行います。同様の方法で反対側もピアッシングしていきます。 ピアッシングが完了すると、医療用ピアスが耳たぶに装着されています。
3ピアス施術後のお手入れ
ピアッシングが終了後、1週間程は分泌物が出る場合があるため、入浴時にシャワーで耳たぶを洗い流しましょう。万が一、ピアス装着箇所が腫れたり、赤くなったりした場合は、早めに病院を受診してください。抗生剤外用治療、必要時、抗生剤内服治療を行います。ピアッシングでつけた医療用ファーストピアスは約1.5-2ヶ月付け続けて頂き、その後は自由にピアスの交換をお楽しみください。
ピアッシングの注意事項
痛みの程度
痛みがない方もいれば、2時間程痛みがする方、違和感が残る方と、人によって痛みの感じ方は異なります。
痛みは冷やすと落ち着く場合が多いです。
禁忌・注意事項
- 施術が終わったら、ピアスホールができ上がる数ヶ月間はピアスを外さないで過ごして頂きます。
早くファーストピアスを外した場合、皮膚に傷が付いたりピアスホールが閉じたりする恐れがあり、炎症のリスクもあります。また、ピアスを外す時、ファーストピアスのキャッチは硬くなっているため注意しましょう。 - 着替えする際に服などにピアスが引っ掛かる場合もあるため、お気を付けください。
- 金属アレルギーの方は、必ずお知らせください。
- 当院のピアッシングの対象は15歳以上になります。
18歳未満でピアッシングご希望の方は保護者とご一緒にお越しください。
リスク・副作用
滅多にありませんが、手術後に出血や感染症を発症する場合があります。
また、ピアッシングで体調が優れなくなる方も中にはいらっしゃいます。 耳たぶの厚さや形、左右の差などで、穴を開けたい部位や角度にピアッシングができないことも考えられます。